石油ストーブの選び方

石油ストーブの選び方、比較、検討の仕方、特徴について基本を簡単にご説明します。

石油ストーブの選び方

2011年、震災の影響もあってその強みが改めて注目され、売り上げが飛躍的に伸びた石油ストーブ。

灯油と電池のみで使える暖房器具ですので、万が一の停電時や、電気が使えない場所でも利用できるというポイントが重視されています。

石油ストーブは、各メーカーとも機能やデザイン、価格などにそれほど差がありません。使い慣れたメーカーの製品じゃないと、操作法に戸惑ってしまう…ということも少ないでしょう。

使用する部屋の大きさや部屋のタイプをしっかり見極めて購入すれば、比較的失敗の少ない商品です。

購入のポイントをいくつか絞って解説しましょう。

 チェックポイント1
石油ストーブの特徴

石油ストーブは、ストーブの周りからゆっくりと部屋を暖める暖房器具です。

点火するまでに少々時間がかかりますし、点火してから部屋全体が暖まるまでにも時間が必要です。

「朝起きてすぐに部屋を暖めたい」というように、速暖性を求める場合には、石油ファンヒーターの方が向いているかもしれません。

石油ストーブのメリットのひとつとして挙げられるのが、ストーブを料理に利用できる、という点です。

本体の上部にお鍋やヤカンを置いて、お湯を沸かしたり調理したりことが可能です。

ただし、火傷の危険性がありますので、特にお子様がいるご家庭では注意が必要です。

以下に、石油ストーブについてのチェックすべき項目をまとめてみました。

有効範囲:木造6~9畳/コンクリート8~13畳程度の商品がメイン

速暖性:やや時間がかかる

換気:必要

燃料:灯油と点火用の乾電池

給油:必要

ランニングコスト:約11円/時間

(石油・ガスファンヒーター < 石油ストーブ < 電気ストーブ < オイルヒーター)

騒音:ほとんどなし

注意点:昨シーズンの古い灯油は使用しないこと

古い灯油は不完全燃焼を起こしやすく、一酸化炭素を発生する危険性が高くなります。

また、暖房器具の寿命を縮めたり、故障の原因となったりすることもあります。

古い灯油はガソリンスタンドや販売店で引き取ってくれるところもあるので、問い合わせてみましょう。

シーズン始めに問題がないかメーカーサイトなどでチェックすること

石油ストーブやファンヒーターなどは、故障が少なく長年使用している方も多い製品です。

しかし、発売後に問題が見つかって自主回収を行うケースもありますので、シーズン始めには、ご利用の製品に問題がないか、メーカーサイトや下記のようなサイトで確認することをおすすめします。

製品安全ガイド http://www.meti.go.jp/product_safety/

 チェックポイント2
お部屋のサイズに合わせて選ぼう

石油ストーブを効率よく使用するために、お部屋のサイズに合わせた暖房性能の製品を選ぶことが重要です。

製品には暖房の有効範囲を「木造8畳/コンクリート10畳」のように表示してありますが、購入の際には、お部屋のサイズよりも少し余裕のあるものを選んだ方が無難です。

特に、気密性の低い木造家屋の場合、表示されているサイズでは部屋全体を充分に暖められないこともあります。

暖房性能は、実際のお部屋の大きさに1~2畳プラスしたものがおすすめです。

 チェックポイント3
デザイン・使い勝手で選ぼう

石油ストーブは、各社とも機能や価格などにあまり差がないのが特徴です。

デザインにもそれほど差はありませんが、アラジンの「ブルーフレーム」のように80年以上も変わらずに愛されている独特なデザインの製品もあります。

また、使い勝手の面で言うと、大容量のタンクを採用している製品などは長時間給油せずに済むので便利ですが、一方ではタンクが重くなって、高齢者や女性では扱いが難しくなってしまいます。

例えば、9リットルのタンクでは給油すると10㎏近い重さになりますので、一戸建ての2階で使用する場合などは、男性でも階段を上るのが厳しくなることも考えられます。

使用する場所や人によって、最適な商品を選ぶことが大切です。

 チェックポイント4
主なメーカーをチェックしよう

石油ストーブを販売している主なメーカーをまとめてみました。

各メーカーともにさまざまな大きさ、性能のストーブをラインナップしていますので、しっかりチェックして比較してください。

コロナ(CORONA)

メーカーサイト:http://www.corona.co.jp/

石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房器具をメインに、エアコンや除湿器・加湿器など空調機器もラインナップしています。また、給湯器や温水器などの住設機器も製造・販売しています。

  

トヨトミ(TOYOTOMI)

メーカーサイト: http://www.toyotomi.jp/

石油燃焼機器・家電機器メーカーとして、長い実績を誇ります。また、日本で唯一のポット式石油ファンヒーターを製造しています。

  

アラジン(Aladdin)

メーカーサイト:http://www.aladdin-aic.com/

イギリスで誕生して80年以上もの伝統を持つアラジンの「ブルーフレーム」シリーズは、青い炎が印象的で変わらないデザインが人気。AJシリーズのようにスタイリッシュなモデルもあり、世界中にファンが多いメーカーです。

 

ニッセイ(Nissei)

メーカーサイト:http://www17.ocn.ne.jp/~k-nissei/

石油ストーブや石油ファンヒーターの設計から完成品の製造まで、一貫した製造ラインで取り組んでいて長い実績があります。

  

グリーンウッド(Green wood)

メーカーサイト:http://www.gwgw.co.jp/

石油ストーブ、石油ファンヒーターからパネルヒーターやコンロまで、さまざまな暖房器具を製造・販売しています。お求めやすい価格帯の製品が揃っています。